鹿児島純心女子高校の探究

自ら問いを立て、社会とつながりながら学ぶ力を育てる探究学習
鹿児島純心女子中学・高等学校では、中高一貫の6年間を通して「自ら問いを立て、社会とつながりながら学ぶ力」を育てる探究学習を展開しています。生徒一人ひとりの「好き」や「関心」を出発点に、段階的に学びを深めていくことが大きな特長です。
探究の土台づくり
中学では、まず「問いを持つ力」を育てることを重視しています。身近な疑問や興味からテーマを見つけ、調べる・まとめる・伝えるという基本的な探究のプロセスを学びます。
調べ学習や発表活動、データの整理・分析などを通して、情報を正しく扱い、自分の考えを表現する力を養います。この段階で培った基礎が、高校での本格的な探究活動へとつながります。
中学3年次に「卒業レポート」に取り組みます。これは、中学段階で培ってきた探究の力を形にする重要な学びの機会です。
卒業レポートとは
生徒一人ひとりが自らテーマを設定し、調査・分析・考察を行い、レポートとしてまとめる個人探究です。身近な疑問や関心から出発し、自分なりの視点で課題に向き合います。
探究のプロセス
卒業レポートは、次のような流れで進められます。
- テーマ設定(興味・関心の明確化)
- 情報収集(文献調査・アンケート・実験など)
- 分析・考察(得られた結果をもとに考える)
- まとめ・表現(レポート作成・発表)
学びの特徴
自ら問いを立て、試行錯誤しながら答えを導き出す経験は、高校での本格的な探究活動につながります。また、レポート作成だけでなく、発表を通して他者に伝える力も育てます。
卒業レポートの具体例
- 「ユニーク採用は自己表現が苦手な人には向かないのか」
- 「推しにはストレスを軽減する効果はあるのか」
- 「薩摩切子は薩摩藩の政策に必要だったのか」
探究の深化と実践
高校では、「好きを極める冒険」をテーマに、より主体的で実践的な探究へと発展します。自分の興味・関心を深掘りし、それを社会課題と結びつけながら探究を進めます。 企業訪問やフィールドワーク、専門家との対話などを通して学びを広げ、自らの視点で課題解決に取り組みます。
探究のプロセス
本校の探究は、次のようなステップで進みます。
- 自分の興味・関心を見つける(自己理解)
- 社会とのつながりを見出す(課題設定)
- 調査・分析を行う(探究活動)
- 考えをまとめ、発信する(表現・共有)
多様で主体的なテーマ
探究テーマは多岐にわたり、「身近な疑問」から「社会課題」まで幅広く設定されます。実験やアンケート、フィールドワークなどを通して検証を行い、自分なりの結論を導き出します。
中高一貫の成長
中学で身につけた「調べる力」「考える力」「伝える力」は、高校での探究活動において大きく発展します。6年間を通して、基礎から応用、そして実践へと段階的に成長していきます。
鹿児島純心女子中学・高等学校の探究学習は、「自分の興味」から「社会への提案」へとつながる学びです。主体的に考え、行動し、未来を切り拓く力を育てていきます。
G探究コース
高校の「G探究コース」では、特に本格的な探究活動が行われます。
特徴は、下記の通りです。
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- 教科学習+探究学習の融合
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- 地域や社会の課題に取り組む
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- 大学進学(総合型選抜など)につながる学び
探究活動の具体例
「好きを極める冒険」(高校1年)
探究は次の3ステップで進みます。
- ①自己理解
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- 自分の興味(=“熱源”)を見つける
- 夏休みに企業訪問・留学などに挑戦
- ②社会との接続
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- 自分の興味を社会課題と結びつける
- 地元企業の課題に対してアイデアを提案
- ③専門性の深化
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- 大学教員や専門家と対話
- アイデアをブラッシュアップ
「好き」からスタートして、社会課題の解決へ発展させるのが特徴です。
生徒の研究テーマ例
実際の探究テーマはかなり自由でユニークです。
- 生徒の研究テーマ例
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- 偏食の原因と克服(心理・脳科学)
- ケーキが膨らむ仕組み(食品科学)
- メイクと心の変化(心理学)
- ドラえもんの道具と人間の欲求(社会・文化)
身近な疑問からスタートし、データ・実験・調査で深めていくのが特徴です。